関節の痛み
- 長時間歩いていると膝が痛む
- 運動時の肘に違和感がある
- 膝が痛くて階段の上り下りや正座ができない
- 以前骨折した箇所が痛い
- 赤ちゃんの抱っこで手首が痛い
関節別の痛みの種類について
痛みが出る場所によって痛みの種類が違ってきます。加齢や関節への負荷具合によっても改善までの道のりは変わってきます。お一人お一人の状況に応じた施術メニューをご提案します。
肘関節
野球やテニス・ゴルフなど、スポーツや重労働の過剰な負荷が肘にかかり続けて痛みが出るケース。野球肘やテニス肘といった呼び名もあります。肘関節の外側か内側かに炎症が生じたり、進行すると骨が離れたり骨の棘のようなものができてしまう場合もあります。
1~6歳くらいの小さなお子様の場合では、肘内障(ちゅうないしょう)という軽い脱臼のような状態もあります。
手首
赤ちゃんを抱っこしたり、手首を使う単純作業を長期間されている方に多いのが手首の関節に関する痛み。最近ではパソコンのマウスを持つ方の手首やスマホを持っている事で、手首が反った状態が続いたり、特定の動作を続けていることで腱にかかる負担が長時間に及ぶことで発生するケース。
膝
膝の痛みを自覚しているケースで最も多いのが、加齢により膝関節が変形することで発生する痛み。特に女性は男性に比べ膝関節を支える筋肉が小さいため関節自体にかかる負担が大きいです。
また、O脚の方も体重がが外側にかかり、その部分の軟骨がすり減って痛みが出ます。
肩
肩の痛みで最も多いのが五十肩と呼ばれる肩関節周囲の炎症です。肩関節は他の関節より大きいので動く範囲も大きく、骨以外の組織が引っ張られ痛みを感じる傾向にあります。肩の腱板の損傷によっては血行不良により五十肩が出るので、糖尿病の方は血糖値が悪くなると、悪化しやすいです。
また、脱臼しやすい部位になりますので、脱臼癖で痛みが出るケースもあります。
股関節
股関節の周りの筋肉が硬直したり、柔軟性が落ちたことにより痛みが出るケース。大腿骨と骨盤という大きな骨をつなぐ部分なので、立ったり座ったりとした日常生活に大きく影響が出る部分。股関節のねじれが原因で痛みが発生する場合もあります。「お姉さん座り」と呼ばれる横座りでは、このねじれを助長しますので、座る時にはあぐらをおすすめします。
関節の痛み 施術
日進びんごや接骨院では関節の痛みを正確に知るために、姿勢測定やインボディなどでお体の状態を計測し拘縮(こうしゅく)の具合を把握します。拘縮(こうしゅく)とは、関節や関節の周囲の組織が変化し、可動域が狭まってしまう状態の事を言います。骨折や加齢、長期の固定など原因は様々ですが、無理に動かそうとすると痛みを感じる場合があります。炎症が強い場合はハイボルテージで痛みを抑える施術を行い、慢性的な状態にはラジオ波を使用し身体の深部から温め、血流を改善する施術を行います。
その後、経過を見て手技施術で関節を動かしやすくしていきます。
大事な事はお一人お一人、関節の状態は違うという事です。カウンセリングや機器での計測でしっかりと状態を把握し、痛みの種類によって適切な施術を行っていきます。
関節の痛みをぶり返さないためにも、姿勢矯正などを取り入れながら、柔軟性の高い身体作りのお手伝いをしていきます。